高齢者疑似体験・車いす体験(5年生)

 今年度の総合的な学習の時間は、「福祉」をテーマに学習しています。

 そこで、社会の中には様々な立場の方が、様々な困難さを抱えて生活していることを学ぶため、高齢者疑似体験と車いす体験を行いました。

 高齢者疑似体験では、社会福祉協議会の方を講師に招き、高齢者と若者の身体的違いについて説明していただきました。その後、疑似体験キット「つくしくん」を装着して、高齢者の身体を体感しました。体験プログラムは、①階段の上り下り ②色の識別 ③新聞をめくる、読む ④名前を書く ⑤箸を使う ⑥靴を脱いだり履いたりする の6つです。普段何気なくしている行動ですが、重りを付け、体や指の関節が固定されている中では、“いつも通り”とはいかなかったようです。

 車いす体験では、車いすの名称や種類、開閉の仕方、介助の仕方を教えていただきました。初めて触れる子がほとんどで、車いすを押すスピードや段差の乗り越え方等、緊張しながら操作していました。今まで知っていたようで知らなかった、車いすで生活される方の困難さを実感し、改めてバリアフリーや安全なまちづくり、介助について学びを深めることができました。

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